ニキビを気にする女性

ニキビはある日突然でき、しかも目立つ場所にできることも多いので、どうしたらニキビが消えるのか、できない方法には何があるのか考えてしまうことがあります。

ニキビができてしまうのは、肌を清潔にしていない、睡眠不足が続いているなどの理由があるのですが、もう一つニキビができてしまう原因に食事があります。ニキビの場合、肌のバランスが崩れることによって起こるのですが、体の中で起きている変化によっても起こります。体を整えるには食事が大切な役割を担っているのです。

ニキビの原因となるNGな食べ物

ニキビは、毛穴が皮脂などで詰まってしまうことが原因でできてしまいます。皮脂が過剰に分泌されなければ詰まることもないので、ニキビはできないのですが、食事によっては皮脂が過剰分泌されて、ニキビができてしまいます。

繰り返しニキビができてしまう場合、食べ物が関係していることがあります。皮脂が過剰に分泌されてしまう食べ物には、糖質が多い物、高脂肪の食事、そしてカフェインやアルコールがあげられます。また、辛い物を食べてもできてしまうことがあります。糖分が多い食べ物は、ケーキやチョコレート、ジュースなどが含まれますが、適度に食べる分には体の中で分解されて、それが体を動かす力になるのですが、過剰に摂取すると脂肪になります。脂肪が多くなると皮脂が過剰分泌されてしまうので、ニキビができてしまうのです。そして糖分は摂りすぎてしまうとビタミンBを大量に消費する傾向にあります。ビタミンBは肌の状態を健康に保ってくれるのでそのビタミンBが少なくなると、皮脂が詰まることが多くなるのです。糖分といえば、ケーキやチョコレートがすぐに思い浮かびますが、スポーツドリンク類にもたくさんの糖分が含まれています。過剰な飲用は避けるようにしましょう。

唐辛子など辛い食べ物は発汗を促し体に良いものと感じますが、あまりにも辛い物を食べすぎてしまうと胃や腸に負担がかかってしまい、それを何とかしようと胃液が多く分泌します。胃液は小腸に流れるので、小腸はいつも荒れている状態になり、消化吸収に影響が及ぶので、結果としてニキビができます。辛い物を食べる機会が多い場合は、肌の状態を見て逆にニキビがたくさんできているようであれば、胃や腸が荒れている可能性があるのです。

高脂肪の食べ物では、揚げ物の他にスナック菓子やインスタント食品、そして牛乳なども含まれてます。脂肪分が多い食べ物は糖分と同じで非常に皮脂を増やしています。乳成分は腸内環境を整えるように感じますが、ニキビにとっては悪影響を与えて炎症を悪化させ、症状によってはニキビの跡が残ることもあるので、摂取のし過ぎは良くありません。

アルコールは意外と糖分が含まれており、その糖分を過剰に摂ることによってニキビができます。日本酒やビールは糖分が多いため、カロリーも高めであり、ビタミンBを多く消費してしまいます。そしてアルコールは肝臓で分解をするので、肝臓に負担がかかるのですが、分解をする際に血液中の老廃物が上手に排出されない際にニキビができることがあります。アルコールを飲むと一時的に血管が拡張され血流が良くなったような気がしますが、実はその効果はすぐに消え逆に体が冷えてしまっている状態になっています。もし皮膚に赤く炎症を起こしているニキビがある場合は、症状がさらに悪化してしまうこともあるのです。アルコールを多く飲んでしまうと、睡眠も浅くなる傾向にあるので体はストレスがたまり、ニキビができるきっかけとなります。

カフェインにはコルチゾルと呼ばれる成分があり、これがストレスの原因となるのでニキビができます。適度なカフェインは脳を刺激するので、気分がほっとし落ち着くことがあるのですが、逆に飲みすぎてしまうと、興奮状態になり頭痛などが起きてしまいます。本来コーヒーに含まれているポリフェノールには、肌の酸化を防ぐ作用があるのですが、多く飲むとストレス状態になってしまうので、ニキビとして現れます。多く飲まないように注意しましょう。

ニキビ予防・軽減に良い食べ物

ニキビができるということは肌荒れが起きているということです。正しいスキンケアを行うのはとても大切なのですが、食べ物でもニキビをできにくくすることは可能なので、体や肌によいものを摂取するようにします。

ニキビの予防になるものにビタミンCやビタミンB、タンパク質や発酵食品があります。ビタミンCは、レモンだけでなく、ブロッコリーや小松菜といった緑黄色野菜やキャベツに多く含まれています。ビタミンCの役割はニキビの炎症を沈める作用があるので、すでにできているニキビに対しても効果が期待できるのです。そして保湿効果もあり、抗酸化作用もあるので、皮膚の状態を次第に改善していくことができるのです。肌にとっては必要な栄養素の一つであるので、ニキビの予防のためにも多く摂取するようにしましょう。野菜を多く食べるのはもちろんのこと、夏などはアイスコーヒーではなくレモンを浮かべたレモン水を飲むと良いです。

ビタミンBは肌の代謝を高める作用があるので、肌の再生にも関与しています。そして抵抗力を高める働きもしています。ビタミンBは様々な種類があるのですが、肌にとって良いのはビタミンB2とビタミンB6です。この2つには、皮脂の分泌を過剰にさせないように抑える働きがあります。できればB2とB6は同時に摂ったほうが良く、同時に摂ることでさらに新陳代謝が良くなります。具体的な食べ物には、モロヘイヤや豚肉、鶏肉や納豆、青魚があります。思春期にニキビができてしまっている場合はビタミンB2を多めに摂るようにしましょう。納豆ならば簡単に毎日摂取することができるのでおすすめです。

タンパク質はすべてのタンパク質ではなく、良質なものがニキビ対策に良いです。肌はタンパク質が主成分となっているので、適切にタンパク質を取らないと肌の細胞は作られません。そして肌のターンオーバーを促すこともできないのです。ですので、赤みの肉や青魚、鶏の胸肉や卵といったものを食べると良いでしょう。青魚にはビタミンB2も含まれており炎症を抑えることができるので、特に食べるようにしてください。もし外食をする場合は枝豆や冷ややっこを食べても良いです。魚の鮭は抗酸化力も高く、しかも美肌作りに必要なアスタキサンチンが豊富に含まれています。

発酵食品は納豆やキムチ、ヨーグルトがあります。肌荒れは腸内環境が整っていないことから起こることが多いですので、腸内環境を整える必要があるのです。腸内の環境を整えるには、発酵食品が良いので1日に1品は食べるようにすると良いです。

忙しい場合はコンビニなどを利用しても良いのですが、野菜や果物が良いからと言ってオレンジジュースや野菜ジュースを飲みすぎないように注意してください。野菜や果物が多く含まれてはいますが、糖分も多く含まれていることがあります。糖分はニキビにとって良く無い食べ物の一つです。選ぶ場合はどのくらい糖分が含まれているかを確認すると良いでしょう。

ニキビを予防したり軽減したりするためには、洋食よりも焼き魚やお浸しがたっぷり含まれている和食を中心に食べたほうが良いです。食事は毎日同じものを食べるなど、かたよらないようにすることも大切であるので、体に良い食材をまんべんなく、しかもいろいろな種類を食べるようにしてください。そして食べすぎには気を付けて、胃に負担をかけないようにすることも、肌を整えるのに大切なことです。